鳩山総理の脱税・献金疑惑

鳩山総理の脱税・献金疑惑



鳩山兄弟の母は、民主党政治家の兄・由紀夫と、自民党政治家の弟・邦夫に政治資金を与へて、選挙の時にどちらに投票したのか。母親は、「個人の家政」と「公の国政」とを混同してゐる。



もしも母親が、自民・民主の二大政党制実現を願って、兄弟二人に資金援助をしたといふのならば、どちらが権力を取っても鳩山家が権力を取る事になるとの予測が母親にあったことになる。



さらにもし、その予測さえも無かったと母親が言ふならば、母親は二大政党制実現のために、時には民主党の兄だけを資金援助し、時には自民党の弟だけを資金援助していたはずだが、そのような事実は報道されてゐない。



母親は常に兄弟二人に資金援助をしてゐたやうである。国政と家政とを混同してはならない。母親の行為は、エリートの為すべき業ではなかった。





参考資料 
asahi.com2009年12月3日3時36分「鳩山邦夫氏にも母が資金。3年で3億円超」を以下に要約。

鳩山由紀夫首相の実弟の鳩山邦夫・元総務相側にも実母から多額の資金が拠出されてゐた……。拠出は3年ほど前から年1億円前後のペースで続き、総額では3億円を超えるといふ。 ……首相については、……東京地検特捜部の調べで、実母側から2004~08年の5年間に毎月1500万円、年1億8千万円、計9億円が拠出されてゐたことが明らかになってゐる。

asahi.com2009年12月3日3時36分「鳩山邦夫氏にも母が資金。3年で3億円超」のリンク先は、
http://www.asahi.com/politics/update/1203/TKY200912020467.html





客人
君の言ふ事はわかるが、質素倹約に生きてきたと言はれる老女に過酷すぎるのではないか。しかも母親は、「他人にお金を出させるのが申し訳ないから、自分が出した」とも言ってゐる。




主人
過酷かもしれない。しかし、鳩山家はエリート家系だ。エリートとは、能力がある以上に、国家社会のために自らを律すること厳しきを指す言葉なのだ。フリー百科事典『ウィキペディア』によれば、エリートはもともとラテン語で「神に選ばれた者」のことを指し、神に選ばれるといふのはキリストのやうに、他人のために死ぬ用意ができてゐる者、「自分の利害得失と関係なく他人や物事のために尽くせる人」を意味するといふことだ。だから、総理大臣の母親に多少厳しい評言が集まるのは当然の事と、ご本人には覚悟していただきたい。




客人
しかし、母親が兄弟二人に同額の資金援助をすることは、本人の自由ではないか。




主人
それは、ノン・エリートの発想だ。小学校の運動会で、兄の赤組と弟の白組と両方応援するのとは事情が異なる。兄弟の総理大臣を輩出するかもしれない家柄の者には、必ず自律が要請される。たとへば、鳩山家は時々アメリカのケネディ一家に譬へられることがあるさうだが、アメリカ合衆国大統領第35代ジョン・F・ケネディは、日本人の政治家の中で一番尊敬してゐいる人物として上杉鷹山を挙げたさうだが、その上杉鷹山は、子孫への家訓として、三か条を残してゐる。




一、国家は先祖より子孫へ伝へ候ふ国家にして我私すべき物にはこれ無く候ふ
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候ふ
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候ふ



特に、一番目の家訓に注意してもらいたい。「我私」を「われわたくし」と読むべきか、「わたくし」と読むべきか、詳しいことは知らないが、この一条が語ってゐることは、藩主(今ならば権力者)は国家を私してはならないといふ事だ。つまり、国政と家政とを区別しろといふことだ。ケネディは、このやうな考へ方に共鳴したのではないか。また、日本のエリートと言はれた人たちは、昔からほとんどが上杉鷹山のやうに考へてきた。




客人
君が今言った情報は、ニュースソースが明確でない。どこかで作られた話ではないかといふ噂もある。




主人
それはさうだ。この件に関して、簡潔ながら詳しい解説は、ウィキペディアの解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E6%B2%BB%E6%86%B2
が便利だらう。僕も、この記事その他を利用してゐるのだが、仮にケネディの称讃が嘘であっても良いではないか。嘘を広めた人は、嘘を作り広めた責任を追及されるべきだが、だからといって、鷹山の値打ちが下がるものではない。




客人
君は今、「日本のエリートと言はれた人たちは、昔からほとんどが上杉鷹山のやうに考へてきた」と言ったが、それは本当か。



主人
古い日本国語「公(おほやけ)」には、1私の反対、2御所、3天皇、4朝廷などの意味がある。なぜ、2・3・4の意味があるかといふと、もともと「おほやけ」は「大宅」の意味だったと言はれてをり、「大きな建物」だから「御所」。御所の住人だから「天皇」。御所で天皇を中心に政治の会議を行ったのが「朝廷」。このやうな意味上の関連を内部に持ってゐる語が「おほやけ」だ。それが「私の反対」なのだ。



また、同様に平安時代の「聞く」「知る」といふ語には、「治める・統治する」といふ意味もある。これは、政治権力をもつ者は、「公の希望や意見を聞き知って、統治しなければならない」といふニュアンスを含み持ってゐる語だ。もちろん英語のListenKnowには含まれてゐないニュアンスで、これは太古の昔から日本エリートたちが当然のやうに持ってゐた考へ方だ。





鳩山兄弟のご母堂、さらに日本の政治家諸氏には、深くエリートの自信と自覚を深めていただきたいものだ。





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この記事へのコメント

はと
2017年07月13日 16:57
グッド
よしや
2017年07月13日 16:57
そのとおり。
james
2017年07月13日 16:58
fine!
習金平
2017年07月13日 16:59
簡単納得
Hegel
2017年07月13日 17:00
gut

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